miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

歌謡セグメント

今年の、つまり今夜の紅白は詰まらなそう。 歌い手が判らない。ゲストでお茶を濁さないで欲しい。 そもそも紅白は世代別か年代別に編成すべきと思う。 そうならば閑長は、1970年代コースを視聴する。 どの途、酔っぱらって寝てしまうのだが、毎年こう思って…

暦が恨めしい

今年は大晦日が土曜、当然乍ら元日二日が土日となって、休暇取得の眼から見て暦の配分は最悪である。 思い付きだが、記念日以外で暦の節目となる祝日は休暇日数を法定したらどんなものだろう。例えば年末年始は土日以外のカウントで五日休暇とするのである。…

視覚と聴覚で・・

新年の恒例となった芸能人の格付け番組。今年も放送されるのだろうか。 流れれば家人につられて視聴することになるのだが、対戦項目は味覚以外にして欲しい。 味覚では追体験できない。 判断の適否をジャッヂできなくて、魅力も半減以下になってしまう。

乱歩と潤一郎の他にも・・

小松左京と立花隆はよく似ている。基本的に理系の頭である。著作のアチコチに先進的な科学的知見が盛り込まれている。 本棚整理をしていて偶々上下巻の「日本沈没」を目にし、そのまま読み始めて気が付いた。本を手に入れた中高生の頃は、立花隆は未だデビゥ…

均してみれば・・

今年は総理経験者が二人も亡くなった。政治のほか、スポーツ、芸能、文化の著名人の物故が多かった。 昔、古刹の御曹司に聞いたのだが、葬式数は、波があっても平均するとほぼほぼ同じになるのだそうである。 してみると、2023年はご壮健に過ごされる皆々様…

人の藝

書が佳いか、歌が良いかは難しく、両方いいとしておけば無難なのだが、何方かというと歌は筋張って、書は柔和に傾いてみえる。足し合わせれば、良寛の芸道が完成するのかもしれない。人柄を加えればまさに神域であろうか。

IQ高きが故に

昔は”クレバーなボクサー”と言っていたけど、今は「ボクシングIQ」という言葉があるらしい。ボクシングの統一王者戦のインタビューでよく耳にした。 クレバーでもIQでも、秀でているのはモハメド・アリとシュガー・レイ・レナードと思う。相手に応じたボクシ…

多事多難

近頃、と言ってもここ数日なのだが、能と能面に興味が募って、楽しみつつも苦しんでいる。 現在の関心領域には、中島敦、松本清張、ボクシングとボクサー、ワイエスが幅を利かしており、その上に「能」まで割り込んできたら・・。 「森羅万象に多情多恨ナレ…

CM中はダメよ

フト気付いたのだが、臨時ニュースのテロップはCMの時には入らないのではないか。ただの勘違いか。 ドラマが始まるのを待っていたかのようにテロップが入る場面に遭遇してそう思った。 下部構造は上部構造を規定し、コマーシャリズムは緊急性をも凌駕する…

サファイアは・・

20年振りくらいに、プレミアム・ジン「ボンベイ・サファイア」を呑んで、やはり舌に合わなかった。 不味かった。 嗜好の研鑽・上達を確かめようとしたが、矢張り、" 合う、合わない " はあった。 むかし、「会社名はドン臭い方がいい」と言っていた社長さん…

最後の雑味

古今東西の銘酒を味わった開高健が、最後の酒としてウォッカを推している。 ジンはボタニカルな分が余計というのだろう。 ジン贔屓の閑長は、開高先生の域には達していないのを承知で、 今年の締めの “ 雑味” をどの一本にしようか迷っている。

受働形のハンド

ワールドカップ決勝のアルゼンチンのハンドで、エムバぺがキックしたボールがハンド認定され、続いてPKを決めた。 ハンドしたアルゼンチンの選手はボールをぶつけられたに過ぎなかった。自チームのメリットにならないハンド、つまり攻め手にならないハンド…

自獲点

昨夜のワールドカップは6点の見せ場があった。 けれとも得点王のゴール数からPKは除外すべきでは、と思う。 PKの8割の成功率、キッカーの選出を考慮すれば穏当な裁定と思う。 得点王は獲得点のカウントで決めてほしい。

はッ?

能面の図鑑を観ていて、一番、「美女」と思ったのが“ 近江女 ”だった。 どこが現代的だった。大原麗子に似てみえた。恋をあきらめきれない女性の執念を表現した面という。瞳の孔が楕円形で、ほかの女面にはない下歯を覗かせているのが特徴という。ある解説書…

らしくない

突然変異に思える。幸運をベルトにした王者にみえる。 計画的で抑制的、試合をプランして、プラン通りのエンディングを演出する。 こんなチャンピオンに心当りがない。 世界バンタム級四階級統一王者の井上尚弥である。けれども、ボクサー稼業にはガッツと不…

最早、芸域か

フランス、アルゼンチン、ブラジル、モロッコ・・。 世界のベスト・テンともなると選手の動きが違う。 別のスポーツを観ている思いである。 日本チームの攻撃が地引網なら、連中の攻撃は銛の追い込み漁にみえる。

プラチナのバンタム そのⅡ

エデル・ジョフレは二か月前に物故していた。 丁度、統一王者井上尚弥が対戦決定の会見をしたころだった。 バトンは引き継がれた。

プラチナのバンタム

井上尚弥選手の強さが際立った。が、硬い感じがした。 つまり直線的なイメージが残った。 エデル・ジョフレと対戦させてみたいと思った。 弧を描くようなアッパーをどう繰り出し、どう躱すのか。 ジョフレ氏、ご存命なので感想を聞いてみたい。

瞬きできない・・

日本の「ボクシングの日」は5月19日である。白井義男がハワイ系米人ダド・マリノを降して王座に就いた日が指定されている。この対戦、白井優勢が伝えられる中、ダド・マリノ側が提示された好条件に釣られて決まったカードらしい。 結果は15回判定の勝利とな…

隣り合う詩

難解な詩でも、その解読を詩そのものが教えてくれる。それも別の詩人の別の詩が、である。 平凡社に「世界名詩集大成」という全十八巻の本がある。かの立花隆が「すごい本」と形容する、今後二度と現れない偉業というべき全集である。 その本を読んでいると…

そこが観たい・・

過去の番組が再放送されるのはうれしいが、一時間モノが45分にカットされるなど、さり気なく短縮されるのはいただけない。 小味の効いた、ニュアンスたっぷりの、其処が美味しいというところが、カットされ、無くなっている。 アレッ、あのシーンどうしたっ…

元から匡さなきゃ・・

ところで、救済法案制定の前に、少なくとも同時に、教会の処遇をハッキリさせるべきと思う。 こういう対処を泥縄式というのでは・・

140例の教訓

国民民主党の玉木代表による救済法案「十分に」は、「言葉遊び」発言、に賛成である。 立憲の岡田幹事長は「文言に法的な意味があることは明白だ」「他にも140件の法令で“ 十分に ”使用例がある」と宣い、反論したそうだが、そんなこと国民が知ろう筈がない…

前評判ほどは、

原田マハが持ち上げたゴンブリッチ「美術の物語」、読み終えたのだがさほどのことは無いと思う。むしろ同先生の「美術の歴史」の方がわずかながら秀でているように思われる。 ただ、強いて言えば画家の対比的な記述・評価などは、ほどほどに楽しめる。 ジョ…

明成にはせる

昭和に生れ、平成に勤め、令和に没す 短縮すればこういう生涯なのだが、 次代、つまり勝手に名付けた年号「明成」の風景を見てみたい、という思いもある。 ・ポプュリズムの行方(ファシズムの反動) ・AI化、産業構造の進展 ・地球環境 ほかには特に関心はな…

スタジアムからの夢 

今日は遠出で、”通し”のサッカー観戦は叶わなかった。 未明に起きて日本サッカーの敗戦を観た。 サッカー強豪国のへの道は、4年後に持ち越しとなった。 よねんご、どうなっているだろうか、どうしているだろうか。

両替お願いします

「コインに両替できない紙幣はニセ札だ」と喝破したのは、現象学の始祖エドムント・フッサールと記憶する。 意味するところは、どんなに難しく高尚な理論でも、かみ砕いて説明できないモノは皆まやかしだ、という意味という。 当妙の比喩に脱帽である。但し…

ロシアと南米

ロシアの国立トレチャコフ美術館の収蔵品をみて、ぜひ訪れたくなった。レーピン、クラムスコイ、シーシキンにスリコフにベロフ、珠玉の作品が並ぶ。これを観ずして死ねるか、とそんな気持ちになった。間違くなく観ずに死ぬのだろうけれど、険しく鋭い象徴力…

骨を断たせて・・

二コリノ・ローチェを知っている人は相当なボクシング・ファンと思う。来日試合で藤猛を沈め、スーパーライト級 のチャンピオンの座に就いたアルゼンチンのボクサーである。 その二コリノ・ローチェはデトロイト・スタイルがよく似合った。デトロイト・スタ…

小能く大を

蜜蜂対スズメバチ、と思ってみていた。 蜜蜂が想像以上の動きを見せた。 ゼロ戦を思い出してしまった。