miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

酒と詩と

記憶は実感より・・

酒を円やかにするという錫製の酒器を使い、 円やかどころかなぜか口中がビリっ、とする感じでガッカリした。 きっとアルミや銀紙で起こるガルバニー電流の記憶が蘇り、 条件反射になったからと思う。酒仙福澤朗氏はこの条件反射をどう克服したのだろうか・・…

ライ・ウイスキー

初めて「ライ・ウイスキー」を飲んで不愛想に惚れた。 結局、酒とはこういうモンと思えた。 フランコ・ネロ、クラウス・キンスキー、中野英雄 范文雀、中川安奈、中山麻理 殺しのライセンス、沈黙,フィツカラルド 素数、無伴奏ヴィイオリン、シュプレマティ…

グレンの白い風

“グレン”、“ Glen”は、ゲール語で「谷」を意味する、らしい。ゲール語は、スコットランドとアイルランドで話されていたが。英語に変わりつつある言語という。閑長は、グレン・フォードやグレン・ミラーのイメージで高貴、気高いという意味と思い込んでいた。…

不倒、不眠、不滅

ボードレール「憎悪の樽」の最終段を長く理解しかねていた。疑心化された憎悪と、酔漢との境遇の違いが胸に落ちないのである。敵わぬ相手としての「酒」や、憎悪の片棒のような「復讐」も、擬人化されて登場する。岩波文庫 鈴木信太郎訳で最終段をみよう。 ―…

山駆けて谷に落ちたる・・

“グレン”、“ Glen”は、ゲール語で「谷」を意味する、らしい。ゲール語は、スコットランドとアイルランドで話されていたが。英語に変わりつつある言語という。閑長は、グレン・フォードやグレン・ミラーのイメージで高貴、気高いという意味と思い込んでいた。…

おジジのジンの年末 2021

年末に初めて飲むジンを試すのがここ数年の恒例となっている。去年はグリノールズ・ジン 一昨年はプリマスその前の年はヘンドリックス、更にその前派フィラーズだった。今年はワイルドボタニカルを謳ったアイルランドジンのグレンダロウスを選んだが、凡庸だ…

公爵の深酌勧酒

デュークバーボンは、西部劇スター ジョン・ウェインが、将来、自分の蒸留所を持つために書き残したレシピを元に、ジョンの没後に創作されたバーボンウィスキーで、閑長が手に入れて飲むのは二本目である。デュークは、ジョンのニックネームに由来する。 “デ…

眼差しの先

徳利は首すじを眺め、杯は見込みをみつめる。 渦巻き模様の見込みは深酔いしそうで好まない。 色も酒の大切な味である。濃色の杯はつまらない。 何でもないような無地、無文様の薄めの色だと飽きがこない。※見込みは杯の内側、映像はネットで出会いました。

ウイスキー、相性ふたつ

ウイスキー好きである。ブレンドではジョニ黒とワイルドターキー、シングルモルトではマッカランとラフロイグ。 この組合せ、正統と異端に近いがズバリではない。直球と変化球と云えなくもないが少し違う。散文と韻文では益々離れてしまう。ともかくこの取り…

遣い尽くすべし、または今宵の一滴

「男は配られたカードで勝負する」 好きなセリフである。映画「ファミリービジネス」で出会った。盗賊家業のショーンコネリーが、今際の際に孫に授ける。手札に文句は言わぬ。 学生時代、よく「問題をよく読め」と注意されたものだ。大概、早とちりの間違い…

おジンの年末

毎年年末になると、初めての銘柄のジンを試すのがここ数年の恒例となっている。去年はプリマス、一昨年はヘンドリックス、その前の年はフィラーズだった。今年、何気なく選んだグリノールズ・ジンは待望の逸品だった。舌触りの相性が絶妙で、不覚にも飲み過…

プレーンクリスマス

クリスマスソングの「ホワイトクリスマス」は、同名のハリウッド映画で歌われた曲だったが、ホワイトとはクリスマスの降雪だけでなく、赤くない、つまり流血のないクリスマスの願いの曲である。キリスト教徒でなくとも、一年に一度くらいは、戦争や紛争ばか…

キックの覚悟 

閑長の世代にとって昭和の中頃はキックの時代だった。仮面ライダーに沢村忠、ジーパン刑事松田優作が活躍した。近頃使われる「エッジ」ということばを聞くと、「キック」のエピソードを思い出す。 白洲次郎が戦前に留学していたオックスフォードの旧友ロビン…

閑長の十六夜帳

一つ家に遊女もねたり萩と月 俳聖芭蕉の有名句。おくのほそ道」所載。新潟から富山へ抜ける関に一泊したときに詠んだ句とされる。 みすぼらしい自分とはなやかな遊女が、偶然、同宿となった。耳を済ますと話声がする。宿に咲く萩を月が照らしている。 遊女が…

閑長の燗冷まし

カフカ去れ 一茶は来たれ おでん酒 加藤楸邨 十三夜には少し早い今宵、NHKの天気予報で予報士が「酒」の季語をクイズにしていた。ヒレ酒、温め酒、寝酒、玉子酒で秋の季語はどれかというもの。 聞いていてフト上の句が浮かび、かねて一茶は蕪村がよい、と…