miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

スポーツ

ハーベン、トラ―ゲン、ベジッツェン

ハンカチ王子斎藤佑樹投手はよく「何かを持ってる」と言われたという。甲子園でのドラマチックな戦果をみれば、“ 強運 ”を持っている、といって差し支えないだろう。強運は甲子園から神宮の大学野球まで持ち継がれた。 斎藤選手のプロ最後のマウンドはフォア…

戦友

楽天の田中将大投手の座右の銘は「気持ち」という。左の掌が当たる部分に「気持ち」と刺繍されたグローブが、田中将大モデルとして売られている。「気持ち」と書かれたサインボールもある。どんな時にも気持ちでは後れを取らない、気の持ちようでは負けない…

青いハンカチ

ハンカチ王子 斎藤佑樹は勝負に強かった。 仲間だけでなく強運を持っていた。 1988年6月6日生まれ33歳、現背番号1。 一からの再スタートに、弾みはついている。

偶然と祭典

球技は偶然性に大きく左右されるから五輪に相応しくないと思っていた。もう一度勝負したら結果が変わるかもしれない。その可能性が他競技よりずっと高い。 この思いは基本、今もは変わらない。しかし、五輪を“場所”と考えれば競技を狭める必要はなくなる。お…

令和30年 - スポーツの余波と余慶

オリンピックのスケボー競技で、選手同士がチャレンジを賞賛し合う姿を見て、21世紀のスポーツは、競技から賛技へ、勝利から賞賛へ、敗北から激励に様変わりする予感がした。スポーツ全般の方向転換なのか、分岐なのかは予想がつかない。スポーツの様変わり…

カタカナとなって・・

清水希容の空手・形の銀メダルで、空手は一段とKARATEになった。 清水の敗けっぷりもじつに美しかった。 前回東京五輪の柔道無差別級、ヘーシンクに敗れた神永選手にかけた松本安市監督の一言が思い出される。「勝ったのは柔道だ」

日本柔道 輝きと課題

昨日に引き続き、柔道混合団体戦の話題である。 「立ち尽くす・・」はどうしても頂けません。 世界の二位。皆良く補い合って戦った。自分のためだけでなく、襟を握り、技をかけ、技に耐えた。 そしてめいめい、課題を掴んで終わった。 三年後がある。

まさか・・

柔道混合団体戦の銀メダルは、もしかすると良かったのかもしれない。天恵と云えるかもしれない。柔道のすそ野が一層、拡がった。メダリスト達は更なる目標ができた。 しかし、団体戦は良い競技と思う。明成にも22世紀にも続けばよい。 練習の虫、素根輝の同…

お美事!

柔道70㎏級 新井千鶴の準決勝に魅入った。相手選手 ロシアのタイマゾワも天晴だった。クズリのような闘志とヘビのような柔軟さを持った選手だった。両者の健闘とメダル獲得を祝すると共に、タイマゾワの日本への柔道留学を期待したい。彼女は未だ22歳である…

ブロンズと燻し銀

女子ソフトボールの金メダルは、二大会に亘って正式種目に選ばれない無念を、力にもスピードにも運にも変えた。投手の上野選手は国民栄誉賞に値すると思う。 柔術の面影を残す寝技で勝ち進んだ渡名喜風南。準々決勝の腕挫十字固はアナウンサー・解説者も直ぐ…

デューク東郷の五輪

オリンピックネタでゴルゴ13の身体能力モノが出ている。厚冊のビックコミック別冊で、セブンイレブンで買い、惜しみ惜しみ、飛ばし読みしている。 強さは当たり前でストーリーになるまい。記録物は書くだけ空々しい。上手さ、巧みさをどう料理したものか。弓…

一斑全豹

アントニオ猪木が二度目の入院をし、ネットに「元気ですか!」と雄叫ぶ姿が配信されている。顔も体も痩せて、往年の面影はない。 猪木で思い出すのは異種格闘技で対戦相手の蹴りをビデオで見て、「キックが甘いね」と述懐するシーンである。甘いキックとは、…

裏投げ、居反り、そして返り投げ・・

大相撲の昨日の照ノ富士-遠藤戦は、今場所の優勝を占う一番だった。大一番の末、物言いで遠藤に最終軍配が上がった。結果はともあれ、実況アナウンサーの「遠藤の体が完全に裏がえっていた」との連呼が気になった。体が裏がえれば、即、死に体ではない。相…

物言いに物言い

物言いは大相撲で、行司軍配に審判委員が異議を唱えることとされている。地元力士の御嶽海を応援する糟糠の妻につられ観戦し、物言いの場面に何度か出くわした経験では、スポーツ競技的な、早い・遅い、出た・残った、とのジャッジが多すぎる。もちろんビデ…

本人たちは知っている

チャレンジャーは強いだけでは王者になれない。チャレンジャーらしい勝負で王者を下さなければならない。 1985年の山下・斎藤の講道館杯柔道は、49対51で斎藤の勝ちだった。試合後の両者のしぐさでわかる。斎藤に足りなかったものをあげるならば、挑戦者とし…

ダルのテンション

サンディエゴ・パドレスに移籍したダルビッシュ有か、2回4奪三振無失点で新天地デビューを果たした。試合後のコメントで「好きなユニホームで気分がよかった」とコメントしている。 この気持ちよくわかる。ピッチャーは投球フォーム時の肩とか、投げ終わった…

権のエンタイトル

もう書いたとばかり思っていたが、武井壮のネット記事「中止なら“スペシャル五輪”でメダル授与を・・」を読んで、気になって調べてみたら未だだった。 エンタイトル五輪としてのオリンピック・パラリンピック運営。 世界各地の開催に支障の少ない場所での競…

権とエンタイトル

オリンピック開催がニュースや新聞記事になっている。中止やむ無しの声も聞こえる。 「エンタイトル・オリンピック」「権の五輪」で開催してはどうか。相対的に安全性の高い場所で、種目ごとに東京オリンピックとして開催、表彰する。開催国は世界各地を対象…

Force couple

閑長は柔道二級である。高校の授業で一年柔道を履修すると自動的に二級の免状がもらえた。腕前はもう一つで、意地の悪いクラスメートに、棒一本足して三級だと冷やかされた。その君は今、市の重職にある。 ペーパー二級ともう一つ、柔道の投げるという運動は…

端とすみっこ- 連動の妙

バンタム級三階級制覇の井上尚弥は、「日本ボクシング史上の最高傑作」と呼ばれ、パウンド・フォー・パウンドランキングでも日本人歴代最高の2位の評価となっている。先月末には、オーストラリアのマロニーにノックアウト勝ちして王座防衛を果たしている。 …