miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

スポーツ

小能く大を

蜜蜂対スズメバチ、と思ってみていた。 蜜蜂が想像以上の動きを見せた。 ゼロ戦を思い出してしまった。

偶然性のドラマ

身体(からだ)が接し、単独対戦で、随意的な(つまり思い通りに動かせる)勝負は、大概、強い方が勝つ。 例えば囲碁、将棋、スポーツでは柔道、レスリングか・・。身体から離れ、複数対戦で、道具を使う勝負は番狂わせが起こり得る。 馬術、卓球、団体競技、そ…

祭終わって、検察出でて・・

タイミングを見計らっていたかのような鮮やかさ。 開催前から、出番作りしたかのようである。 兵法にいう「能く勝つは 先ず勝ちて 然る後のち戦う」

ワン・チャンス、ワン・ミス

コスタリカの4番選手を、ゴール前であれだけフリーにしてはいけない。 半径3~4mに日本のマークがなかった。 GKはよくぞボールにタッチまでした。 悲運にもゴールネットを揺らしてしまったが。

反則は相手にこそ

柔道世界選手権の重量級決勝を見ていて、柔道の判定には「掛け逃げ」と「消極姿勢」の流行があると思った。 さりながら「掛け逃げ」を反則とよぶのはまだしも「消極姿勢」を反則とするのは修辞相違を感じる。 悪意性はないのだからせいぜい“ 消極 ”のママで…

Autumn is gone.

どの力士も弱くなった。解説も下手である。正面も向う正面も。実況アナにもヘマが多い。審判員は説明不足である。 行司は差し違えが多い。声も、もう一つである。 大相撲秋場所が終わっての感想である。

赤字は繰越し

大相撲は今日が初日。前場所途中でコロナ休場した御嶽海は大関に残留したが、前場所七日目に、2勝4敗の星で休場したのだから、先行した負け星2つを今場所に持ち越すべきではないか。 つまり10勝をもって今場所の勝ち越しとしたら、潔かろうに・・。 赤字…

人が集まるところには

アオキ、大広、カドカワ、そして・・ 反社、コンプラがこれだけ叫ばれる令和にあって、五輪の贈賄が取り沙汰されているのだから、昭和の五輪の内幕は、 日本の黒幕、犯罪組織、地下機構、外国勢等々が勢ぞろいしたのではないだろうか。今更ながら五輪史を繙…

朗希の100球

大記録を目前にして降板するのは投げている投手ばかりか観ている方も残念だが、野球人としての体を造りつつ、投手人生の成果を高く、しかも長く保つための知恵の所産と考えたい。稀代の大投手佐々木朗希にとって今は未だ、スタートダッシュ前の助走段階なの…

行司さんへの軍配は・・

近頃の大相撲界に不足するものは、強い大関と安定した横綱・・などと思っていたら、行司も人材不足という。 どうりで行司のレベルダウンが著しい。 声が上ずって若い。土俵上の体裁きがぎこちない。差し違えが実に多い。軍配の示し方がはっきりしない。 行司…

物言いと軍配と

大関正代関は、今場所勝ち星を二つ拾った。と、言うより恵まれた。物言いを付けたくなるような物言いの産物である。 物言いのアナウンス時の説明も不十分過ぎて、なっていない。世は説明責任時代である。【行事軍配の根拠】⇒【物言いの理由】⇒【審判の方法】…

制約ありて

総合格闘技やバァーリトゥード、アルティミットの登場で、ボクシングは最強格闘技の座を降りた。今なお、人気が衰えないのは、制約の効果、美学が働いているからと思う。制約は、忍耐、信念、精神に通じる。パワーとスキルでは表現し切れないものを表現して…

記憶に残る敗戦

ジャイアンツの長嶋茂雄選手はよく、記録よりも記憶に残る選手と言われる。 今回の北京冬季オリンピックでは、記憶に残る負け勝負が少なくない。 昨日の女子パシュート戦はもちろん、小平奈緒の17位、羽入弓弦の4位、みな前回五輪の覇者の敗戦である。 連覇…

デューク東郷の五輪 冬季編

以前、と言ってももう去年のことになったが、東京オリンピックの真っ最中、ゴルゴ13ことデューク東郷がオリンピックに出場するなら、どの競技か・・を予想し投稿した。結論的には老いさらばえたかつての名馬、それも牝馬で、人馬一体の最期の競技を披露する…

1%の希望があるなら、立っていられる。

もう少し気の利いたことを書けないのかと、我ながら思うのだが・・新技に挑戦して転倒する姿は華があった。 競技後のコメントに清しさがなかった。出し切って、ミスあって、演技「天と地と」の物語が完成したのなら、達成感を出して欲しかった。 感謝も抱負…

神々しい野人

閑長は、オールドボクサー贔屓のボクシングファンである。 偶々、DVDで持っているプロボクシングウェルター級タイトルマッチ シュガーレイ・レナードVS ロベルト・デュランを観て、レナードが黒豹で、デュランはジャガーに思えた。両獣とも、出身大陸の肉食…

空前・未踏には・・

大谷翔平選手が、大リーグ機構から「コミッショナー特別表彰」を受けたという。また、最も優れたバッターを表彰する「シルバースラッガー賞」で指名打者部門の最終候補5人の中にも入っているという。 大谷選手の活躍をみれば、賞を受けるというより、賞を授…

ハーベン、トラ―ゲン、ベジッツェン

ハンカチ王子斎藤佑樹投手はよく「何かを持ってる」と言われたという。甲子園でのドラマチックな戦果をみれば、“ 強運 ”を持っている、といって差し支えないだろう。強運は甲子園から神宮の大学野球まで持ち継がれた。 斎藤選手のプロ最後のマウンドはフォア…

戦友

楽天の田中将大投手の座右の銘は「気持ち」という。左の掌が当たる部分に「気持ち」と刺繍されたグローブが、田中将大モデルとして売られている。「気持ち」と書かれたサインボールもある。どんな時にも気持ちでは後れを取らない、気の持ちようでは負けない…

青いハンカチ

ハンカチ王子 斎藤佑樹は勝負に強かった。 仲間だけでなく強運を持っていた。 1988年6月6日生まれ33歳、現背番号1。 一からの再スタートに、弾みはついている。

偶然と祭典

球技は偶然性に大きく左右されるから五輪に相応しくないと思っていた。もう一度勝負したら結果が変わるかもしれない。その可能性が他競技よりずっと高い。 この思いは基本、今もは変わらない。しかし、五輪を“場所”と考えれば競技を狭める必要はなくなる。お…

令和30年 - スポーツの余波と余慶

オリンピックのスケボー競技で、選手同士がチャレンジを賞賛し合う姿を見て、21世紀のスポーツは、競技から賛技へ、勝利から賞賛へ、敗北から激励に様変わりする予感がした。スポーツ全般の方向転換なのか、分岐なのかは予想がつかない。スポーツの様変わり…

カタカナとなって・・

清水希容の空手・形の銀メダルで、空手は一段とKARATEになった。 清水の敗けっぷりもじつに美しかった。 前回東京五輪の柔道無差別級、ヘーシンクに敗れた神永選手にかけた松本安市監督の一言が思い出される。「勝ったのは柔道だ」

日本柔道 輝きと課題

昨日に引き続き、柔道混合団体戦の話題である。 「立ち尽くす・・」はどうしても頂けません。 世界の二位。皆良く補い合って戦った。自分のためだけでなく、襟を握り、技をかけ、技に耐えた。 そしてめいめい、課題を掴んで終わった。 三年後がある。

まさか・・

柔道混合団体戦の銀メダルは、もしかすると良かったのかもしれない。天恵と云えるかもしれない。柔道のすそ野が一層、拡がった。メダリスト達は更なる目標ができた。 しかし、団体戦は良い競技と思う。明成にも22世紀にも続けばよい。 練習の虫、素根輝の同…

お美事!

柔道70㎏級 新井千鶴の準決勝に魅入った。相手選手 ロシアのタイマゾワも天晴だった。クズリのような闘志とヘビのような柔軟さを持った選手だった。両者の健闘とメダル獲得を祝すると共に、タイマゾワの日本への柔道留学を期待したい。彼女は未だ22歳である…

ブロンズと燻し銀

女子ソフトボールの金メダルは、二大会に亘って正式種目に選ばれない無念を、力にもスピードにも運にも変えた。投手の上野選手は国民栄誉賞に値すると思う。 柔術の面影を残す寝技で勝ち進んだ渡名喜風南。準々決勝の腕挫十字固はアナウンサー・解説者も直ぐ…

デューク東郷の五輪

オリンピックネタでゴルゴ13の身体能力モノが出ている。厚冊のビックコミック別冊で、セブンイレブンで買い、惜しみ惜しみ、飛ばし読みしている。 強さは当たり前でストーリーになるまい。記録物は書くだけ空々しい。上手さ、巧みさをどう料理したものか。弓…

一斑全豹

アントニオ猪木が二度目の入院をし、ネットに「元気ですか!」と雄叫ぶ姿が配信されている。顔も体も痩せて、往年の面影はない。 猪木で思い出すのは異種格闘技で対戦相手の蹴りをビデオで見て、「キックが甘いね」と述懐するシーンである。甘いキックとは、…

裏投げ、居反り、そして返り投げ・・

大相撲の昨日の照ノ富士-遠藤戦は、今場所の優勝を占う一番だった。大一番の末、物言いで遠藤に最終軍配が上がった。結果はともあれ、実況アナウンサーの「遠藤の体が完全に裏がえっていた」との連呼が気になった。体が裏がえれば、即、死に体ではない。相…