miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

未来の跛行性

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 は1985年を基点とし、30年前の1955年と30年後の2015年を舞台にしている。過去はさておき、未来には「当り・ハズレ」があるのだが、未来予想が外れるパターンは、物体や物質のスケールや機能に関わる部分と感じた。つまりエア・カーやオート・フィット・スーツなどは実現しない一方、情報通信面は映画の描く2015年以上の進歩を遂げている。結局、人間という「ハード」のサイズや重さに縛られない微細化技術が関わる分野は想像通りかそれ以上に発展している。
 一つ確実なのは、いずれにしても貧富の格差は拡大するという事・・。
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」には、政治や国際問題には触れていないが、これも微細化できないジャンルとみて、“ 進歩しない ” と見た方がよさそうに思える。