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閑長のひとり言

閑長のひとり言

二階・入り子構造 

 「不思議の国の信州人」という本が七つの信州人のタイプを挙げている。仰る通り信州人は地域ごとに結構異なり、人括りにできない幅を持っている。土地が南北に長く、山、谷、峠、川などで仕切られるという物理的な環境があること、それと、古くからの伝統、交流、出自などの違いを背負っていること、など、様々影響していると思う。
 七つもの性格背景には、信州文化の二階・入り子構造があると思う。「人」でいうと、信州人としての側面と、もっとコミニュティな、例えば上田人、飯田人としての貌の二つを知らず知らずにもっている。それが一人の人格の中に混ざり合わずに共存している。例えば、ズク無しの部分は共通で、プラス優柔不断であったり、俊険な性格だったり・・。
 県内各地で勤めてきた閑長の見立てである。
 もしかするとこの記事、以前にも投稿したかもしれない。

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