北国の暴君、その胸の内
「北国の帝王」というアメリカ大恐慌時代を描いたハリウッド映画があって、大陸鉄道を無銭乗車する労働者と機関士との対立と抗争をテーマにしていた。リー・マービンとアーネスト・ボーグナインの競演が光っていた。登場する男たちは皆、命がけなのだが、現下の国際情勢に比べたら、スケールのみならず緊急度も緊迫感も段違いに思えてしまう。
「北国の暴君」ことプーチン大統領。領土問題では断じて譲歩しないという氏の心の内を、端的に言ってしまうと大統領退任後の保身、つまり身の安全と思う。政治音痴、情報過少、管見独断の閑長であるが、ゴルゴ以外の解決策は、退任後の身の振り方の保全措置しかないように思うのだが・・・。
「北国の帝王」というアメリカ大恐慌時代を描いたハリウッド映画があって、大陸鉄道を無銭乗車する労働者と機関士との対立と抗争をテーマにしていた。リー・マービンとアーネスト・ボーグナインの好演が光っていた。登場する男たちは皆、命がけなのだが、現下の国際情勢に比べたらスケールのみならず緊急度も緊迫感も段違いに思う。
「北国の暴君」ことプーチン大統領。領土問題では断じて譲歩しないという氏の心の内を、端的に言ってしまうと大統領退任後の保身、つまり身の安全と思う。政治音痴、情報過少、管見独断の閑長であるが、ゴルゴ以外の解決策は、退任後の身の振り方の保全措置しかないように思うのだが・・・。