ルーツとアイデンティティ
買わずにいられないゴルゴのエピソードに“ルーツ物”がある。
ルーツ物をまとめたブックもあって、架蔵もしているが、エピソードは又どんどん、増えていく。
閑長が妄想するルーツ物エピソードのエッセンスを書き出してみよう。
・日〇混血である。
・混血に至る過程に、歴史と運命、必然と偶然とが大きく作用する。
・父母の片方または両方、もしくは祖先が歴史的著名人である。
・血脈に精神病的、肉体疾患的要素を想定しても良い。
・地球外生物との接触もあり得る。
・バイブル、コーラン、アーサー王伝説、古事記、万葉集等を絡めても良い。
・殺人技能を習得するプロセスに、
奥義、古武道、相伝、組織、血縁、復讐等が複雑に絡まる。
・ルーツを解明するプロセスに、現在のゴルゴの依頼が関わる。
・ルーツを探る人に、憑き物がついたような執念がある。
・ルーツを探る人がゴルゴのルーツ上の人物の子孫であることが判明する。
・ほぼ同じ境遇の兄弟姉妹が存在し、ゴルゴの依頼又は現在と運命的に交わる。
・ 最後にルーツの謎が、アタリ・ハズレ何れとも判明しない。
または新たなルーツの可能性が提起される。
・ゴルゴは自身のルーツを肯定も否定もせず、抹消しようともしない。
・上記のようなエピソードをもつ、ゴルゴ以外の人物が出現する。
その人物がエピローグなど、作中でゴルゴとすれ違う。
最後のエッセンスは番外である。