2023-06-04 季語は世につれ 酒と詩と 詩とことば 運動会が秋の季語かどうかは知らないが、 今、「・・・青空の下、運動会」と聞くと初夏を連想してしまう。 そんな話を始めれば、苺は一年中あるし、おでんもおでん酒も秋だって旨い。 決めごとにするのではなく、季語を読み手と聞き手の受け止め方に任せるとしたら、 所謂、俳句のハイミーは損なわれるばかりか、振幅が増すのではないだろうか。