2022-10-24 古き良き小さな活字 読書 「字が小さくて読みずらい」とは、本の低評価の決まり文句である。 しかし大きければ良いというのは、世の賢しらで、 ”見やすい見にくい”の他に、”五感に訴える” という働きが大切である。 活字で、整列の号令が感じられ、やや年代焼けした紙の文字が、 小さくも愛書家には最も好もしい。