2022-05-23 必然でない平和 時事問題 ロシアのプーチン大統領の暴挙に、もし功罪の「功」があるとしたら、平和は所与のものでも既成事実でもない、と気付かされたことかもしれない。 ポール・ヴァレリーの「歴史の母親は必然だが、その父親は誰も知らない」との言の、「父親」として、まともでない大国の大統領が躍り出たのである。