miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

癌のペア書籍

 最近、好対をなす“がん”に関する書籍に巡り合った。
 一対は、次の二書でいずれも岩波新書である。

  ・坂井律子著「〈いのち〉とがん 患者になって考えたこと」
  ・阪本良弘著「がんと外科医」

 著者同志が患者と主治医、執刀医の関係にあって、病状の捉え方、治療方針、痛みや苦しさ等々、主観と客観の両方の記述に接することができるのである。続けて読めば、さながらコインの両面を観る思いである。
 実は好対をなす“がん”関連書籍がもう一組あるのだが、それはまたの機会に紹介したい。