スタンダール「赤と黒」の赤は軍人、黒は神職を象徴している、とされる。それぞれシンボリックな服装の色である。主人公ジュリアン・ソレルは、野心の実現の手段として、聖職者という職種を利用しようと目論む。
ボクシングで“ 赤 ”はチャンピオン、“ 青 ”は挑戦者の色である。コーナーの色だけでなく、クローブの色も、挑戦者はしばしば“ 青 ”を選択する。覚悟と自負の色である“ 青 ”グローブの選手を見ると、贔屓を措いて応援してしまう。
〆の文が思い付かない。”赤色とペアの色はドラマを孕んでいる”。
こんな締めしかできなくて恥ずかしい。