無主物先取と地球資源

　麻雀をしなくなって30年以上になる。
　偶々麻雀番組を観てい、ドラ牌を扱う場面で、”ハテ、ドラって裏返って見えている牌だったか、それとも次の牌だったか”と自信がもてなくなった。情けない・・。
　ウキペディアで調べて直ぐに正解は次位牌、つまり次に続く牌と判明したのだが、チョット考えればそもそも麻雀は、掛け金を大きく、そしてドラマチックに移動させるべく考案されたゼロサム・蹴落としゲームなのだから、見えている牌がドラでは、乱高下させる牌が一つ少なくなって妙味が減殺されるのである。そう思ってみれば、裏ドラも赤ドラも〇〇ドラも、風も親も、すべてゼロサムの中で、富みの行き来を加速させる役目を担っている。

　バクチは全てゼロサムかと思ったら、、自然相手の金採掘や石油掘削、ニシン網などは、プラスサムと言えるのかもしれない賭けである。それとて地球規模、自然資源レベルで見たら本当のところは判らないのだが。