おジジのジンの年末 2021
年末に初めて飲むジンを試すのがここ数年の恒例となっている。去年はグリノールズ・ジン 一昨年はプリマスその前の年はヘンドリックス、更にその前派フィラーズだった。今年はワイルドボタニカルを謳ったアイルランドジンのグレンダロウスを選んだが、凡庸だった。
ジンついて書くのは三度目か四度目か。最初は「閑長の妄想」で、ハードボイルド小説の聖典「赤い(血の)収穫」の一節で、原文と拙訳を登場させた。
At forty、I could get along on gin as a substitute for sleep 、but not comfortable.
拙訳は、
「四十(しじゅう)になった今でもジンを睡眠代わりにできるこの俺だが、絶好調というわけにはいかない」
今年もハメットを気取って言ってみたい。
At sixty、I could comfortably get along on gin as a substitute for a drinking friend.