2021-06-24 この君愛おし 美術品 大田垣蓮月は知ってはい、画集か何かで書跡も見たが、実物の繊細さと品格に驚いた。蓮月尼の手になる「茶杓」と「添え書き」に出会った所感である。「くれ〇」は何と読むのだろうか、店主に聞くのを失念した。手にすると、こな雪のような軽さだった。「末の世長」くも、わが生の永からざることは、しばし忘れて魅入った。 フェイスブックと重複しても書きたかった。