miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

ifの連続 連続のif

 “ 歴史のif ”は、その事件が昔であるほど、つまり時代を遡るほど後世への影響は大きくなる。
 ついそう思ってしまうのだが、それは現在に縛られた、今に身を置く者の賢しらというもので、歴史上の各時点から更に時が流れたように、今からまた、歴史が変転し続けると思えば、影響の差に大小はないといえる。「無限」に大小はなく、割っても引いても、掛けても足しても、依然「無限」のまま・・と同じ理屈である。
 だがしかし、歴史がこれから更に続くと考えることが、そも大きな賢しらであり、幻想なのかも知れないと思うと、考えは揺れる。コロナに、AI、地震、洪水、プラスチック、温暖化、食糧、隕石、等々思いを巡らすと、今がいつまでも更新され、今のままで続くという確証はどこにもない。次に起こる出来事が、ジ・エンドにはならない程度のスケールであるとは限らないのである。
 
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