miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

物言いに物言い

 f:id:miyukie33ok:20210518094500j:plain 

物言いは大相撲で、行司軍配に審判委員が異議を唱えることとされている。地元力士の御嶽海を応援する糟糠の妻につられ観戦し、物言いの場面に何度か出くわした経験では、スポーツ競技的な、早い・遅い、出た・残った、とのジャッジが多すぎる。もちろんビデオ判定を用いるのだが、土俵際での勢い、流れ、体の生死を見極めて、どちらが勝負を支配していたか、で勝者敗者を決すべきだろう。己が一瞬でも生きて残っていない取り組みに真の勝者はなく、もし両者が死に体ならば、取り直して当然だろう。国技たる行事なのだから。ひと昔、“ 確認 ”の物言いが勧奨され、取り直しも推奨された。同感・賛成である。
したがって、勝負審判による館内放送は、
「ただいまの協議についてご説明します」
と流されるが、そうではなく、
「ただいまの勝負について、判定いたします」
 となってしかるべきと思う。

それにしても、拙劣なタイトルを付けてしまった。