2021-05-06 いっぺんのできごと 文学 松本清張の作品を読んでいて、「大東亜戦争」の大きさを思った。状況をガラガラ・ポンする装置として戦争の役割は大きい。状況を一変させて新たなステージに導く舞台として、作家にとって先の大戦は、実に重宝だった。 平成・令和と時代は進み、ガラガラ・ポン装置を、無理にでも創造する必要が出来た。それが、実験の場であって良いし、トライ・アンド・エラーであって良い。奇妙奇天烈か、創造の混沌かどうかを決めるのは、未来の眼と、一瞥の眼差しである。