miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

とうもんのどうもん

 辛坊治郎鴻上尚史いとうせいこう町山智浩四氏の、それぞれの分野でご活躍、同慶の至りである。
 さてこの四氏と閑長とは、大学学部の同門で、期間の長短はあるが、在学期間が重なっている。生協食堂で120円の“カレー生野菜”を隣り合って食った可能性がなくはない。在学生も入場料を払う早稲田祭に憤激し、核マル支配の法学部祭での休講を喜んだ若き日を偲び、彼らも思いを同じくしたかと思うと、交流がなくとも妙なシンパシーを覚える。
 
 さてほぼほぼ同い年なら皆アラ還であって、忍び寄る衰えも変わりはない。自分も同じだけに、四氏の言葉の切れの衰え、レトリックの不冴え、合いの手の遅れなどなどがよくわかる。言語脳と認識脳が別々にあって、言語脳が勝手にしゃべるのを「いいこと言ってるじゃん」と聞いている別の自分がいた時代が懐かしく、眩しい。

 けれども、閑人している閑長も韜晦を楽しみ、こうしてブログを日課にしています。一枚看板の諸兄、今しばらく気張りましょうか。

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