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閑長のひとり言

閑長のひとり言

流転の末

 本は、新刊として産まれ、古書として育ち、さらにその後、一部は資料、古典籍となり、残りは再生資源となる。その間、本の記載内容の一部は、文字から記憶や印象へと昇華する。
 書痴的記述である。

 人は、子として生を受け、多くは夫、妻となり、父母となって、祖父母、更には曾祖父母、やがてはご先祖さんになる。その間、世間と関わりで、地位、資格、立場、役割等が付帯する。
 親族・民俗的記述である。

 以上が閑長の本と人の流転譚である。

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 横山大観「生々流転」