miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

孫悟空の立て看板

この投稿の結論はこんな感じである。もちろん閑長の管見である。 
・現代アーティストの奇抜でチャレンジングな作品群は、ここまで来たぞ、その眺望はこうだ、というテーゼである。
・意気やよし。問いかけのための問いであっても意義はある。
・だが、その先は多産・豊穣か。
・ある作家は、その後のアートの源流、母胎となるかも。
・ある作家は、デットエンドの指標となるかも。

森美実感で開催された展覧会の、NHK日美のキャッチはこうだった。

「STARS それぞれのデビューから現在」
 草間彌生李禹煥杉本博司、宮島達男、奈良美智村上隆。1950年代から2000年代まで、それぞれの時代で日本を飛び出
 し、世界に衝撃を与えた6人です。彼らは、いつどのようにして世界に認められ、今何を考えているのか。「出世作」と「最新作」
 を通して、日本の現在地を読み解きます。豪華な対談とインタビューは必見!

 その先は多産、豊穣であるか? デットエンドもなくはない・・と思うから投稿するのである。
 作家本人に尋ねたわけではないけれど、自分の段階で既にして十分な成果であってそこから先は与り知らぬ、ではイヤになる。

 f:id:miyukie33ok:20210107170715g:plain