miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

おジンの年末

毎年年末になると、初めての銘柄のジンを試すのがここ数年の恒例となっている。去年はプリマス、一昨年はヘンドリックス、その前の年はフィラーズだった。今年、何気なく選んだグリノールズ・ジンは待望の逸品だった。舌触りの相性が絶妙で、不覚にも飲み過ぎて、二日酔いでこの記事を書いている。

ジンついて書くのは二度目か三度目か。最初は「閑長の妄想」で、ハードボイルド小説の聖典「赤い(血の)収穫」の一節で、原文と拙訳を紹介した。

At forty、I could get along on gin as a substitute for sleep 、but not comfortable.
  拙訳は、
 「四十(しじゅう)になった今でもジンを睡眠代わりにできるこの俺だが、絶好調というわけにはいかない」
  
  年末も押し迫ったが、ダシール・ハメットを気取ってみようか。
At sixty、I could comfortably get along on gin as a substitute for pillow talk and nightmare.

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