miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

モンティ・ホールの、ご尤もな落し穴   

 モンティ・ホール問題は、モンティ・ホールが司会をするアメリカのショー番組で出されたクイズ。直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なる問題」の好例といわれる(Wikipedia)。実は、三択問題を、一枝と、二枝に分けて二択にし、どっちを選ぶかという問題と変わらないのだ。普通、倍の確率の二枝を選ぶ。恐縮だが詳しくはネットでご閲覧頂きたい。
 閑長、この問題の料理に「状況確立」という数学分野を創設すべき、と思っていたが、もう「事後確率」、あるいは「主観確率」の一つとみなされているらしい(これもWikipedia)。

 誤解の始まりは「モンティが先にドアを開けて、しかもそれが外れていた」という状況を折り込んでいないことにある。つまり、「状況」が推移し、消費しているのに、気付いていないのである。

 さて、この記事のテーマは、気付いていない「状況」の推移と消費について書くことにある。
 
   今、パソコンに向かっているという状況
   昼飯にチキンカツを食べたという状況
   今年、還暦を迎えたという状況
   オヤジとお袋の子供という状況

 人は皆、刻々変化する、因果、しがらみ、性、宿命を生きている。それを七面倒くさく書いてしまった。

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   マレーヴッチ「絶対」