miyukie33ok’s blog

閑長のひとり言

閑長のひとり言

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

キンコンカン・・

安倍元首相が暗殺された事件の山上被告について、 公職選挙法違反の罪での追起訴が見送られた。 嫌疑不十分という。 結局、殺人と銃刀法関連だけの起訴となる。銃撃後、各政党の党首や代表者が「民主主義の根幹を揺るがす・・」と大仰に憤慨してみせたが、 …

少子化対策と小人口国対策

コインの表裏とコインのサイド。 つまり、常に同時並行、両面対策すべき問題と思う。 むしろ後者のウェイトを高めていくべきと。 恐らく集票には繋がるまいが・・。

この対戦を観てみたい。

AIをも凌ぐという藤井六冠の将棋。 いつか究極の頂上決戦、藤井聡太対量子コンピュータを観戦したい。 と、言うより、人類最強の棋士藤井聡太が、 量子コンピュータの思考回路を体得する現場に居合わせたい。

旧約

開高健と阿佐田哲也が読み物としての旧約聖書のことを書いている。 この二人の読み手が賛嘆するのは、 歴史観、人間劇と性、それと夫々の顛末ゆえだろうか。閑長がいつも願うのは、 旧約から性格の似た物語をピックアップし、 詩で云うアンソロジーを編んで…

己の、この相撲

大相撲千秋楽、大栄翔と霧馬山の一番とその優勝決定戦である。 大栄翔の親方は、戦勝祝賀会を開くべき、と思う。 来場所もこの相撲に徹し、喩え15敗であっても諒であると・・。

選んで信じて任せて・・

WBCの栗山英樹監督は、「稚心」を捨てて大人になることを上達と勝利の条件としている。 名言、至言と思う。 ただ同時に、“ 相手もそうだとよいのだが ”と思ってしまう。

蝶の疵

モハメド・アリがボクサー生涯で浴びたパンチは20万発という。 綺麗なパラには棘がある、というけれど、 蜂のように刺す蝶々はまた、たくさんの疵を負いながら舞っていたのである。

東西の類似・・

北斎とルーベンスの絵が似ている。 力いっぱいで、しかも畝っている。 劉生が自著で北斎を貶すゆえんでもある。 もっとも知る限りではルーベンスにはノーコメントだったと思うが・・。

ヒエラルキーの世界

相撲の星取りは、 横綱に対する一勝も幕尻に対するそれも同じ一勝で変わりはない。 その点、将棋の順位戦と似ている。 一勝の比重を変えればどうなろうか。 というより、21世紀、令和の今日、 一勝にウェイトかラダーをつけて、 真の強弱を判定したらどうだ…

やまと志

WBC準決勝戦のメキシコは実に強かった。 ソツがなかった。日本のような野球だった。 勝ちこそすれ、メキシコには審尋のエールを送りたい。 昨日の日本でなければ勝てなかった。 今日の決勝米国戦では、そのことを心して戦うべきと思う。 決勝に指が掛ったメ…

振り返ってみると

頂点過ぎると降って行く・・ 降る前に気付くのは、結構難しい。 今ここ、頂点かも・・と。 随分前に頂点を過ぎて見るとよくわかる。

無敵

藤井五冠が棋王戦に勝利し、六冠を掴んだ。 将に敵なしである。 敵無しというその意味には、 慢心がない、 つまり、自身も敵にならないという意味も込めたい。

ハカマダ事件

組織は組織を防衛する。 むかし、組織人の片割れであった閑長にはよくわかる。 だからこそ、組織には振り返る、批判する視座と精神がほしい。 組織トップに英断を期待したい。

三つの志、三つの造形

登場人物の人形 張飛がちがう。剽軽すぎる。 諸葛孔明がもっとも違う。俗物すぎる。人形としての出来不出来とは異なり、 人間把握が異なる。

省略と集約

以前も投稿したけれど、 やはりクラフト・ジン「シップスミス」は旨すぎる。 造り込み過ぎている。 その点「PIMLICO」ピムリコは良い。 無骨だが、ケレン味がない。 ホワイト・スピリットの妙味が詰まっている。

ドーナッツの穴

穴、つまり欠落が存在価値を示す好例である。 穴無かりせば、只の揚げパンである。目を転じてWBCのクリーンナップ、 大谷も吉田も刮目の活躍を遂げた。今日はイタリア戦。 好不調があっても“ 好調 ”から始まれば、打線は繋がる。

稲垣きくの 「忘れねば ならぬ旅きて 野のあざみ」 好きな句である。だがしかし、「旅きて」より「旅でて」の方がいいのでは? 脱日常の目的地のあるTrip感と、逃日常の彷徨うJourny感の違いである。 素人の閑長だが、こう感じる。芭蕉翁に所感を訪ねてみた…

後講釈

ニホンオオカミが絶滅して、ツキノワグマが生き残ったのはなぜだろうか。 群れで棲息するには大量の獲物が必要となる。 クマの雑食はオオカミの肉食に優る。 もっと理由はないだろうか・・。

止揚と揚棄

両方ともヘーゲル「アウフヘーベン」の訳語である。 以前は止揚が主流。 近頃は揚棄が盛り返し。 「揚」が " auf “の意か。 漢字的には揚棄に軍配か。 揚去、揚超もありか・・

一瞬と趨勢、比較優位

黒田日銀総裁の退任の弁に改めて驚いた。 「日銀の国債保有に懸念、問題なし」と。 「趨勢的」な保有増をどう説明、正当化するのか。 税収増は、そしてに税収増による国債減少は政策目標ではないのか。 国債を発行しない、保有しない日本財政と、どちらが健…

また・・?

近頃、徳川家康関係の番組が目白押しである。 大河ドラマへの応援、声援は結構なのだが、 娯楽番組、歴史物語はコンテンツで勝負してほしい。 援護射撃も過度になると姦しく感じてしまう。

金銀桂馬に槍香車

WBCには実に頼もしい選手が参集した。 眩いばかりである。 野球は素人であるが、もしも弱点を挙げるとすれば、 俊足と選球眼を兼ね備えた1、2番打者と、 守りの要の捕手だろうか。

かくなる上は・・

藤井聡太五冠の名人位挑戦が決まった。 渡辺名人としては最も対戦したくない挑戦者と思う、過去の対戦成績がそれを語っている。破竹の若者の勢いを止めるのが難しいとすれば、 八冠を取らせて、その防衛戦で疲れさせるのが上策ではなかろうか。 熟柿戦略の藤…

三番さん

ながの東急のおトイレの隠語は、“2番”である。 隠語辞典に書いてある。 以前、別のSNSでも紹介した。 気になるのは、「三番」乃至は「三番さん」は隠語として使われるのかどうのか、である。 半世紀前なら、巨人戦応援か野球観戦の隠語で通じたろうが、 令…

頂点引き上げ、又はスソ野拡大

将棋界はさしずめ藤井五冠VS全棋士の様相である。 してみると、五冠を挫けば斯界の前進となり、 五冠の勝利は斯界の発展となるわけで、 その勝敗に一喜一憂する必要はないことになる。

空白の護り

棋王戦三戦の後半、大将戦の様相を見せる中、渡辺棋王陣営の異彩を放っていた。 自陣はスカスカなのだが、守備としては堅いのである。 17:30頃、85手辺りの棋譜である。 対して藤井五冠の王周りは、敵味方入り乱れた駒で埋め尽くされた観があった。 勝敗の行…

過ぎたるは猶・・

クラフト・ジンの「シップスミス」が滅法旨い。 後味が重厚である。だがしかし、旨すぎて街路と港の味が抜けている。 絵で云えば、描き過ぎで、説明し過ぎ、な感じである。その点、「プリマス・ジン」などは過不足なく、ロンドン児の酒という印象である。火…

共犯の従属性と主体性

以前、別のところで「(美術作品の)照明は、作品解釈、額装は世界観」と書いたことがあったが、額装も作品解釈 と言って良いと、額選びをしていて気が付いた。 観者を念頭に置けば、額装は作品の翻訳であり、翻案でもあり、キャスト選びに近いと云えるかもし…

一斉に・・

仮定・空想の問題として、 将棋の指し番を、現在の交互制ではなく、 同時に差すことにしたら、どうだろうか。 もちろん、相互に相手の次手をブラインドにしての話である。 戦国の合戦でも、現代の戦闘でも交代番コに攻撃を繰り出すことはないのだから、 現在…

関ケ原か天王山か

今日、三月二日は将棋の大勝負の日である。 A級順位戦の最終戦が開催される。 名人位の挑戦者を決める一番である。 勝敗の行方次第では、勝ち抜きトーナメントの可能性もあるらしい。 渡辺名人を含め、五つの将棋盤を見詰める眼差しは、熱く厳しい。