2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
片頬の笑いより、破顔一笑 微苦笑より嬉笑 シニカルに苦笑より、ガハハと大笑 身に引き比べた自嘲でなく、世に照らした納得の笑み サラリーマン川柳の投票結果と大賞が発表され、ボツのわかった気がした。
ウィルフレド・ベニテスといっても知っているのは余程のボクシングファン、それもオールドファンだろう。 史上最年少の17歳6か月でチャンピオンになった。下した相手はボクシングに申し子のようなアントニオ・セルバンテスだった。 そのベニテスが超特急シュ…
大記録を目前にして降板するのは投げている投手ばかりか観ている方も残念だが、野球人としての体を造りつつ、投手人生の成果を高く、しかも長く保つための知恵の所産と考えたい。稀代の大投手佐々木朗希にとって今は未だ、スタートダッシュ前の助走段階なの…
マイケル・ジャクソンの初期の映像をみて、色素が後年よりも薄く感じられた。そういえば、オバマ大統領もボクシングのシュガー・レイ・レナードもデビュー当時よりも一層、色素が薄く、白人に近く感じられる。体表の色素を薄める薬があるのだろうか。著名人…
美人画、特に日本画の美人画は、体の撓り、襟元の懐、指の形態、眼のニュアンスが大切と思っている。 眼についていえば、手を抜かずとも、画力が衰えると、決まって少女漫画野ようになる。 簡単に情緒めいて描けるから・・ そんな作品が巷に少なくない。眼を…
「芥川賞なんて一行にやっていい」と川端康成と開高健が吞みながら語り合ったという話は以前、投稿した。 その伝で、想像を巡らしてみた。 一言だけの映画のラスト 一言だけのデートの言葉 一式だけの数学の定理 一式だけの物理の法則 一球だけの野球の試合 …
釣は、最後にへら鮒釣りに行き着くという。 古本あさりの最後に行き着くのは雑書と聞く。 ウイスキー道は差し詰め○○オールドかオールド○○だろうか。 共通するのは、スタート点に戻るという事だろうか。 ヘルダリーンの詩文を思い出す。 「出発点を旅立って、…
近頃の大相撲界に不足するものは、強い大関と安定した横綱・・などと思っていたら、行司も人材不足という。 どうりで行司のレベルダウンが著しい。 声が上ずって若い。土俵上の体裁きがぎこちない。差し違えが実に多い。軍配の示し方がはっきりしない。 行司…
ロシアのプーチン大統領の暴挙に、もし功罪の「功」があるとしたら、平和は所与のものでも既成事実でもない、と気付かされたことかもしれない。 ポール・ヴァレリーの「歴史の母親は必然だが、その父親は誰も知らない」との言の、「父親」として、まともでな…
山口県の阿武町が新型コロナ給付金4630万円を誤って振り込んだ事件で、誤りの原因が、フロッピーディスクと紙ベースのダブルの媒体で振り込みを指示したこと・・との報道を耳にした。パソコン振込みに一本化し、紙やメディアを介在させなければこんなことは…
山口県の阿武町が新型コロナ給付金4630万円を誤って振り込んだ件で、町長さんは資金の回収を力説しているが、片手落ちに思える。事務ミスの状況説明とその謝罪はしっかりしているんだろうか。とおり一遍のコメントでスルーしてないだろうか。 振込先が返さな…
大関正代関は、今場所勝ち星を二つ拾った。と、言うより恵まれた。物言いを付けたくなるような物言いの産物である。 物言いのアナウンス時の説明も不十分過ぎて、なっていない。世は説明責任時代である。【行事軍配の根拠】⇒【物言いの理由】⇒【審判の方法】…
ロシア軍最高司令官のプーチン大統領が、ウクライナ侵攻で「大佐クラスが下す戦術の決定」に関与していると報じられている。BBCによると、プーチン氏は制服組トップとともに、部隊配置にまで行っているという。 第二次大戦末期のヒトラーを想起してしまう…
森鴎外の「鴎外」は地名に過ぎないが、夏目漱石の「漱石」は変人・頑固者の意味という。石で嗽い(うがい)などするのは偏屈な変わり者であるから。 雨は天からから地に降るのは当たり前だが、横に降るのは強風でもない限りあり得ない。「横雨」。これも変わり…
ボクシングの構えには名前がある。ボクシング・ファンなのに最近になって知った。 スタンダード・ガードはオーソドックスな構え。 ピーカーブー・スタイルは赤ん坊をあやす恰好。 フロイド・パターソンの構えが典型的。 閑長の好みはデトロイト・スタイル。 …
キリスト教の原罪 ( Original Sinn ) は、信者に謙虚で神妙な心理をもたらす源泉に思える。 文明社会のコモン・センス ( Commom Sence ) は、天然自然に行動の則を示す見えざる縛りである。 へそ曲がりの閑長はコモン・フィア― ( Common Fear ) の存在を指摘…
お笑い嫌い、お笑い芸人嫌いの閑長だが、ダチョウ倶楽部のメンバーでお笑いの上島竜兵は実に面白かった。古今途絶の芸風と思った。 その自死にトリオの一人肥後克広が「何をやっても笑いを取る天才芸人上島が最後に誰も1ミリも笑えない、しくじりをしました…
マーク・トゥエインの「王子と乞食」(The Prince and The Pauper)はアメリカの作家マーク・トウェインが1881年に発表した児童書である。 日本では、明治32年に巖谷小波らにより『乞食王子』の題で翻訳されたためか、演目によって今でも「乞食と王子」とさ…
なにげなく映画「小さな恋のメロディー」を観ていて、後半の教師たちとのドタバタ劇の辺で、1970年代の学生運動とベトナム反戦運動を想起した。当映画は1971年の制作である。70年代は反体制や弱者による抵抗が、ドラマにもテーマにもなり得た時代である。そ…
仏教は民主主義 儒教は権力集中制 道教は無政府主義 回りの国々を見渡すと・・
国の借金が20年で倍になっても平気な元総理大臣がいる。「国と家計は異なる」論は、一見すると正しいように思われるが、借金の膨張が止まらないのは、国債まで使って財政を発動しても、それに見合った税収が伸びないためである。短期的にはともかく、何十年…
“グレン”、“ Glen”は、ゲール語で「谷」を意味する、らしい。ゲール語は、スコットランドとアイルランドで話されていたが。英語に変わりつつある言語という。閑長は、グレン・フォードやグレン・ミラーのイメージで高貴、気高いという意味と思い込んでいた。…
立花隆の追悼番組で、立花当人が「田中角栄に費やした時間と労力が惜しい。悔やまれる」と語っていて、「さもありなん」と思った。いかに昭和の太閤と呼ばれた大物政治家でも、文理両界、地球から宇宙、ヒトからサルまで隅々勉強し尽くした“ 知の巨人 ”が対…
GWが10連休だった人はもちろん暦通りの休暇だった人でも、GWが明ける今日・明日はグルーミーと思う。 毎日が休暇のような閑長でも沈んだ気分になる。五月病の要因のひとつは、同月のむ長い休みと思う。休んで仕事では誰だっ鱈やりにくい。 GWの休みを…
没後30年で清張ドラマの再放送が多い。「悲劇の最大要素は必然性」と言ったのはアリストテレスらしいが、清張はその“必然性”を、歴史のひずみや現代のゆがみに取材している。歴史の代表格として先の大戦、身分制度、現代の象徴としては企業や学界をしばしば…
以前も投稿したが、敗れて魅力が増した最大のヒーローは「あしたのジョー」の矢吹丈だろう。主要な相手全てに敗北を喫して、それがかえってドラマになっている。 ジョーは、自分の限界によって相手の魅力を描いている。だから敗戦に必然性と悲劇性が帯びて来…
I`m very good loser. (しぶとく生きてんの) 映画「追憶」のラスト。バーブラ・ストライサンドの一言。 I am John wayne. John wayne never lose. (俺はジョン・ウェイン。無敗のおとこだ。) ハリウッドスター ジョン・ウェインのセリフ。 誰がどう見たっ…
昨日の続きである。 使用グローブから想像するボクサーを70~80年代の名選手、好敵手から挙げてみたい。 ウィニングスは、モハメド・アリ、シュガー・レイ・レナード。 レイジェスは、ジョー・フレイジャー、ロベルト・デュラン。 エバーラストは、ジョージ…
ボクシンググローブにもお国柄がある。 日本製のウィニングは堅牢で安全、耐久性も高い。メキシコ製のレイジェスは、打撃力以外の全てを犠牲にした印象。アメリカ製のエバーラストは両者の中間。 どのグローブを選ぶかで、ボクサーのタイプが判る。
スマホが行き渡って、駅の伝言板は昭和・平成の遺物になった。 令和30年には、ライン・メッセージはスマホ画面で手書きも可能になって、 よりハイタッチなメッセージに進化しているように思う。